第4代ハードフォード公爵のロンドンの邸宅内のプライベートコレクション ウォーレスコレクション

ロンドンの中心オックスフォードストリートからすぐにもかかわらず、
意外と知られていないとっても素敵な場所があります。
ウォーレスコレクション。
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設立は1897年、第4代ハートフォード公爵リチャード シーモア=コンウェイで、今はイギリス政府に追贈されています。
個人の邸宅ですが25部屋のギャラリーから成り、15世紀から19世紀にかけての世界的に有名な装飾美術作品が
とにかく沢山並んでいて、見応えがかなりあります。入場料無料では申し訳ないくらい。

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個人の邸宅に招かれたように、美術装飾品や絵画が目の前にずらり。
この公爵がイギリで生まれ、フランスで育ったことを裏付けるように、
数々のトップクラスのフランスの美術工芸品のコレクションが置かれています。

こんな素晴らしいフランスのシャトーをカントリーハウスとして所有。
確かに置かれている美術品がただ物ではないです。
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(写真:ウィキペディアより シャトーバガテル)


こんな細かな金細工の施された
フランソアモンドンのチェスト (1730−1740年)
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マーブル石の色が金細工の色とマッチしているところが、本当に素敵ですね。
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ここのコレクションはフランス製がとても多く、セーブル焼きなど沢山の豪華な食器が並んでいます。
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イギリス製のテーブルに、セーブル焼きのお皿をあしらったティーテーブル。
1850年代の物。
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トーマスサリーによって描かれた ”ビクトリア女王”
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”アップルの皮をむく婦人” は17世紀のオランダの風俗画家ピーテル・デ・ホーホ
フェルメールの作品にも影響を与えている事で知られている画家です。
窓からの光と室内の暗さの明暗。。。流石巨匠の作品。
そばに立っている少女はお母さんの剥いたリンゴの皮を手にしています。
その時代、ケーキは贅沢品。お腹が空いて、リンゴの皮も無駄にしない一般階級の暮らしぶりが
興味深く映りました。

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ここにはちょっと素敵なティールームがあります。豪華に見える割にはお値段もお手頃。
コートヤードですが、天井にガラス張りがされているので、雨の日も安心。
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実はあまり期待しないで頼んだクリームティー(スコーンとお茶のセット)
でしたが、スコーンはリッチなバターの味のするレーズンスコーンでした。
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オレンジプラムケーキやレモンドリズルケーキも美味しそう。
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コレクションのサイト:
https://www.wallacecollection.org

by atchika | 2018-04-16 04:45 | イギリスの街角からお店の紹介 | Comments(0)

イギリス在住、現役パティシエ・ショコラティエの私、渡辺ちかがお菓子と共にイギリスのお出かけ、日々の暮らし&イギリスとヨーロッパの街を紹介するブログです。ホームページ www.chikawatanabe.co.uk


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