スタフォードホテルのアフタヌーンティー

f0380234_02512702.jpg

セントジェームスにあるスタフォードホテル。
ここはチャールズ皇太子とカミラ夫人の宮殿,
クラランスハウスの裏手にあります。
f0380234_02431640.jpg

建物の歴史は古く、17世紀に個人の邸宅として建てられ、
1849年までは貴族であるレイトルトン家によって住まれました。
レディレイトルトンはスペンサー伯爵の娘であり、ヴィクトリア女王の子供たちのナニーでもあった人。
つまり故ダイア妃とは親戚関係にあたる人であるわけです。
さり気無く飾られたエリザベス女王の写真に、皇室との関係を感じます。

f0380234_02544385.jpg


第2次世界大戦時にはアメリカとカナダの海外司令部のオフィサーのバーになったり、
建物の所有者が代わり、ホテルとして開業されるまで増築が加えられます。
その名残として、ホテルの中にあるアメリカンバー。
有名人のサインなどアメリカの雰囲気たっぷりのバーです。

f0380234_02592799.jpg
まずはサンドウィッチから頂きました。
よく食べる順番を質問され、
サンドウィチ、スコーン、ペイストリーの順番に食べると思われているようですが、
エチケットの先生方によって、解釈はまちまち。
順番は関係ないので、最初にサンドウィッチを食べ
最後にまたサンドウィッチに戻っても問題ないですとおっしゃるイギリス人先生もいらっしゃいます。

f0380234_02512702.jpg
スコーンはプレーンとレーズン。大ぶりで、美味しいスコーンでした。
なぜか粉糖がかかっているスコーン。
スコーンの横にはカレントとレーズンのたっぷり入った、エクルズケーキも!
f0380234_02540665.jpg
アフタヌーンティーのフィンガーサンドウィッチは、上品な本当にフィンガー位の細さです。
ローストビーフ、サーモン、玉子、きゅうり

f0380234_03125442.jpg

甘味を抑えたお菓子は、小ぶりながらも丁寧に作られいます。
ジャファケーキ(手前)は甘そうな見た目と裏腹にしっとりとしたスポンジに
酸味の効いたオレンジゼリーの2段重ねにチョコレートがかかっています。
ストロベリークリームのマカロンはしっとり、ほんのりサックとした上品なお味。
塩キャラメルミルフィーユには円形のクロカンが飾りにあり、可愛らしいケーキ。
グリーンのグレーズがかけられたアップルクランブルタルトは、さっぱりとしたムース。
可愛らしいですね〜。
一口バージョンのバトンバーグ(中央)は伝統的な英国菓子の一つ。
今年の英国菓子マスタークラスでも登場します。(https://atchika.exblog.jp/fp/course/ )
f0380234_03141730.jpg
こちらの紅茶は カメリアズ ティー。私の好きな紅茶の一つです。
f0380234_03072096.jpg
夏の天気の良い日はホテル内の石畳のコートヤードが大人気!
このコートヤードを囲むように客室があるので、夜は9時までだそうです。

f0380234_03175628.jpeg

ピカデリー駅までの帰り道に見つけたショパンが亡くなる1年前に、
ロンドンギルドフォールでパフォーマンスをした時に
滞在していた家がホテルのそばにありました。これが最後の公式パフォーマンスとなったそうです。

ロンドンは面白い街です。こんな風に突然!歴史の一部にタイムスリップする事があります。
それだけ多くの著名人を魅了して止まないロンドン、まだまだ発見は続きます。。。

f0380234_03184301.jpg
f0380234_03185200.jpg


by atchika | 2018-05-14 04:47 | アフタヌーンティー | Comments(0)

イギリス在住、現役パティシエ・ショコラティエの私、渡辺ちかがお菓子と共にイギリスのお出かけ、日々の暮らし&イギリスとヨーロッパの街を紹介するブログです。ホームページ www.chikawatanabe.co.uk


by Chika
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31