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マドンナや数多くのセレブリティーを顧客に持つ、ロンドン・レーンズボローホテルのこと

数年前に一年以上かけたリニューアルの工事が終わり、
待ってました〜とすぐに行くはずだったホテルの
ロンドンのレーンズボローホテルのアフタヌーンに行ってきました。
このホテルはマドンナや数多くのセレブリティーを顧客とする、
由緒あるイギリスの5つ星ホテルです。
各部屋にバトラーを呼び出すベルが付いていて、何でもしてくれます。
(犬の散歩から、スポーツジムにある機械も部屋まで持ってきてくれます!)

なぜこんなに詳しいかと言うと、泊まった訳でもなく。。。
実は私がイギリスに来て、2度目の就職先だったのです。
(私のペイストリーシェフの人生で唯一、毎日辛くて、とにかく辞めたいと思い続けて仕事をしたホテルです。
なぜ?って。。。)
ひよっこ🐤の私を誰も助けてくれなかった〜103.png
皆が忙しすぎて、下っ端を面倒見る時間がなかったから。(決してイジメではないですよ〜)
そもそも、レストランを担当させられたのが大きな不幸の始まりでした。153.png
レストランデザート。。つまりプレーテッドデザートです。
月替わりで4種類のプレーテッドデザートを作っていたので、本当に忙しかったです。

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(一番大変だったデザート:インダルジェント)

通常のキッチンの地下1階で、全てのものを作りますが、
オーダーが入ってから仕上げをするサービスキッチンが、レストラン階の1階にあります。
つまり、スフレなどの温かいものはそのサービスキッチンで焼き、デコレーションを含め
全てを仕上げるのはこのサービスキッチンで行います。
上の写真でサービスの前に焼く暖かいデザートは
手前右から)ベリースープ・ルバーブピザ
奥右から)チョコレートフォンダント、
この離れた2つのキッチンを上に下に、行ったり来たり! 

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(暖かい焼きパイナップル&トロピカルアイス)


仕事は山のようにあり、誰も助けてくれないので一人で全てを作り、
失敗すれば夜中すぎまで居残りは当然。だーれもいないキッチンで一人黙々と作業。
仕事のリストが終わるまで、帰れない。そんな毎日でした。

f0380234_06521440.jpg
(メレンゲ&ベリー)


後に、頑張って良かったと思いました。
ひよっこは卒業して、次に就職したクラリッジズホテルでは、
何も怖いものはなくなりました。全ての仕事を誰の助けも借りずに熟すことができ、
この時から ”苦労は買ってでもせよと” と言う諺が好きになりました。

アフタヌーンティーの事を書こうと思ったら
前置きがこんなに長くなってしまいました。
本編のアフタヌーンティーは、次に書こうと思います。

読んでくださって、ありがとうございました。


by atchika | 2018-09-16 01:24 | イギリスの色々 | Comments(0)

イギリス在住、現役パティシエ・ショコラティエの私、渡辺ちかがお菓子と共にイギリスのお出かけ、日々の暮らし&イギリスとヨーロッパの街を紹介するブログです。ホームページ www.chikawatanabe.co.uk


by Chika
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