チョコレートの将来を考える

ロンドンの中心ソーホーにあるレストランで
メンバーになっているアカデミーオブチョコレート主催のチョコレートの勉強会がありました。
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レトロな店内は幾つかの小部屋に分かれていて、
このような勉強会もできるスペースや1階のレストランまたは個室で
料理も頂けます。
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今日はチョコレートの将来を考えるプロジェクトが発足したことで
具体的な事を話う為の会となりました。
会長のセーラ・ジェーンさん(左)。
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(これはテイスティング終了後に出たワインの時の写真)

プロジェクト名は"Chocolate Futures" -
Emily Readett Bayley さんと Chantal Coadyさんが始めたばかりのこのプロジェクトは
インドネシア・バリ島の熱帯雨林付近に生息するチョコレートの木を救い、利益を現地の人に還元しようというプロジェクトです。 
エミリーさん(右)の本業は木の彫刻に携わるアーティストで、インドネシアに移住したイギリス人。
シャンタルさん(左)は”ロココチョコレート” のオーナーでチョコレートに貢献したことが認められOBE(大英帝国の勲章の一つ)を持つ素晴らしい方です。いつもニコニコして、私にもよく助言をしてくださいます。

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バリ島には300キロのチョコレートを生産することが可能な規模のチョコレートの木が、
技術が無い為に野放しにされてるなんて、それはチョコレートラバーが最も辛い事ですよね。
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バリ島と言えば、観光業も盛んで現地の暮らしの貧窮はそれほど酷い状況では無いので
正しい技術があれば、長く品質の良いチョコレートを生産できる素地もあるかもしれませんね。
とは言え、お金のかかるプロジェクトでクラウドファンディングを構築して
資金を集めるのだそうです。

メンバーの中にはBean To Bar のチョコレートを作り続けている、
日本でも有名なAkesson's のオーナーもいて、
鋭い指摘と助言と良いディスカッションが行われました。

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まずは早急に技術的なサポートが必要でそして、次に私が思う事は、
品質の高いチョコレートを作り続けるモーティベーションを持ち続けて行って欲しいと思いました。
現地の人々がスキルや知識を身につけて、代々続くチョコレートファーマーが生まれますよう、
是非頑張ってください。
テイストしたバリ島のチョコレートは2種類。
レアーな味でありながら、バランスのとれている味でした。将来が楽しみです。
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余談ですが、ウッドアーティストのエミリーさんの作品である木の籠は
映画スターウオーズに出たそうですよ。
”燃やされるシーンで使われたから、何個もオーダーしてくれたわ” と
皆も笑いもあって、素敵な勉強会となりました。
この中央奥で燃やされている籠がエミリーさんの作品。
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帰り道のピカデリーサーカスの写真。
そろそろリージェントストリートのクリスマスのイルミネーションが待ち遠しくなりました。
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by atchika | 2018-11-15 05:15 | チョコレートのこと | Comments(0)

イギリス在住、現役パティシエ・ショコラティエの私、渡辺ちかがお菓子と共にイギリスのお出かけ、日々の暮らし&イギリスとヨーロッパの街を紹介するブログです。ホームページ www.chikawatanabe.co.uk


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