ジンジャーブレッドマンの出番 〜クリスマス〜
2018年 11月 20日
そろそろまたジンジャーブレッドマンの出番が近づいてきましたね。
まずはチェコの首都プラハのジンジャーブレッドマンから。
発祥は古代ローマのハニーケーキから伝わったとも、
アルメニアの修道士が各地に伝えとも言われるこのお菓子は、
ヨーロッパ各地で似たようなお菓子に遭遇します。
とにかくため息が出るほど美しいプラハの街は、
どこを見ても絵になって、素敵すぎ〜。💕
もう一つブログが書けるくらいなので、詳しくは次回に!
以前のブログにも書きましたが、
フランスのストラスブールのパンデピースも、発祥を同じくするお菓子なのでしょうね。
スパイスが効いて、ビスケットよりもやや厚めの生地でできています。
さてイギリスのジンジャーブレッドマンと言うと
多くは砂糖のアイシングでデコレーションされた、ジンジャーとスパイスの効いたビスケットです。
必ずと言って良いほど、3つのボタンがついたシンプルなデコレーションは可愛らしいの一言。
クリスマスには、グリム童話ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家を思い出す
ジンジャーブレッドハウスが見られたり、お祭りの時には必ず登場します。
紛らわしく似たようなのにジンジャーブレッドがありますが、
これはローフ形のスポンジタイプのお菓子で
ジンジャーやスパイスが効いて、紅茶にぴったりのお菓子です。
スポンジといっても、黒蜜や水分が多く入るため、
フワフワよりもどちらかと言うと弾力があるスポンジのお菓子。
余談ですが、去年三越さんの英国展に出させて頂いた時、第一候補だったのですが
チョコレートのイートンメスが最終合意に至ったのでした。
ジンジャーブレッドマンの歴史は古く15世紀とも言われていますが、
最初に文献に現れたのはエリザベス1世女王の時代。
特別なゲストにお土産としてこのビスケットが送られたそうです。
どんな箱に入ってプレゼントされたのでしょう?想像が膨らみます。
旅行・お出かけ部門に応募します。
by atchika
| 2018-11-20 21:34
| ヨーロッパの街角からお菓子探索