パネトーネに隠された話・ウェイトローズ編
2019年 01月 21日
食のイベントで嬉しいのは、必ずシェフが来ている事。
新しい出会いであったり、昔から知ってるシェフ達との近況報告の場になったり。
先日のロンドン日本大使館でのマーマレードアワードフェスティバル、レセプションパーティーに、
来ていたWill シェフ。初めて彼に会ったのは、私がクラリッジに働いていた2006年。
彼がワールドスキルズというコンペティションへ向けて練習のために来ていた時でした。
(そして彼はワールドスキルズでイギリス人シェフとして初めて優勝しました。)
今は英国王室御用達スーパーマーケットのWaitrose で商品開発をしているウィル。
私が気になっていたのは、最近クリスマスとなるとWaitoroseの棚に、凄い量が並ぶ
イタリア菓子のパネトーネの事。(ほんのり甘い、ドライフルーツがたっぷり入ったリッチなパン生地。)
”ロケットの如く、凄い売れ行きだったんだ!” と話すウィル。
毎年うなぎ登りに売り上げが上昇しているらしい。
確かに、私も買おうと思っているうちに棚から消えちゃったのよ〜!
(本当にあっという間に無くなりました!銀の缶詰めのパネトーネ)
そのパネトーネは正真正銘イタリアのパネトーネ専門店で作られているのですって。
(私はイギリスでイギリス人がウェイトローズ用に作ってると思った)
でもレシピはイギリス人に好まれるように、しっとりとやや重めに作ったのだそう。
”イタリアのパネトーネはややドライで、軽いからイギリス人好みにしたんだ” とウィル。
今年も売り出すよって!
今年こそ早めに購入しようパネトーネ。

お約束はできないけれど、もしもその時期に日本でイベントができたら
持って帰って皆さんと一緒に食べたいなぁ。
ウィルは私が2015年に、ロンドンのフードショウ ”スペシャリティーファインフード”で
トークをさせて頂いた時に、進行役を務めて緊張する私を上手なトークでリードしてくれた人でした。
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いつも読んでくださって、ありがとうございます。
by atchika
| 2019-01-21 07:32
| イギリスの街角からお店の紹介