コベントガーデンの老舗レストラン Rules のステーキ&キドニープディングとパイ
2019年 03月 01日
好き嫌いがハッキリしてしまうイギリスの伝統料理の代表と言えば、
このステーキ&キドニーパイ 又は プディングがあるでしょう。
キドニーとは内臓の事で、このロンドンのレストランRules では牛の内臓。
庶民に伝わり始めたのは当時1839年8月11日の日曜新聞”Bell's New Weekly Messenger" に
記事が載ってからのことだそう。
プディングと呼ばれ、どちらもこのグレイビーソースで頂きます。グレイビーソースは調理した時に出る
肉汁を元に作られたソースで、イギリス料理には欠かさないソース。
このプディングと言う言葉ですが、イギリスではデザートを総称してプディングと呼ぶ場合があるので、
少し紛らわしいですがプディングとはセイボリーとデザートの両方があります。
余談ですが、ケンタッキーフライドチキンでも、このグレービーソース付きのセットがあるそうですよ。
イギリス人は野菜やポテトにタプタプするくらいたっぷりかけて食べるのが好き。
カロリーを考えるとちょっと恐ろしい気もしますが、
こちらは中身は同じですが、パイ生地で作られたステーキ&キドニーパイ 。
サイドは別注文で、ポテト、ブロッコリー、キャベツ&ベーコンから選びますが、
これにポテトを合わせたら満腹間違いなしと言う事で、ブロッコリーをチョイスに。
1798年創立の老舗レストランRulesは必ず予約をすることをお勧めしますが、
予約が満席であっても、直接出向いて席がある場合があるので
コベントガーデンをお散歩ついでに寄ってみるのも良いでしょうね。
by atchika
| 2019-03-01 19:34
| イギリスの街角からお店の紹介