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プディングの女王 と言うイギリスのデザート

”Queen of Pudding" ー プディングの女王と言う名前のついたイギリスのデザートがあります。
今日ではなかなかお目にかかる事の少ないデザートが、
先日行ったロンドンのRulesのレストランに!
残念ながらレストランで食事をした方のみ
デザートのオーダーが出来るそうで、デザートだけはダメです〜とのこと。

プディングの女王 と言うイギリスのデザート_f0380234_04585071.jpg

先日のブログでご紹介した、ステーキ&キドニーパイ の後に
このデザートを頂きました。
イギリスのデザートにはパンを使ったデザートが多くありますが、
17世紀発祥のこのデザートもちぎったパンをミルク、砂糖、バター、
レモンゼストを加えてベースを作ります。
この時に卵を加える人もいますが、それを水を張ったオーブンで蒸し焼きにします。
焼き上がり、冷めたところにフルーツのジャム、こちらのはラズベリージャムを塗り、
メレンゲを絞って焼き色をつけると言う、実に簡単なデザート。
カスタードクリームをたっぷりかけて頂くのですが、
ハイ、とても素朴な昔の人の残り物をより美味しくデザートにする知恵が絞られたお菓子でもあります。

イギリスには、昔のままの姿を残したお菓子が沢山あります。(ポルトガルもそうですね)
今の豊食時代に育った私達の目には、何?これ?と映るお菓子もあるかもしれませんが、
私はイギリス菓子にしても、フランス菓子にしても歴史を感じるお菓子に巡り逢えるのは
この上ない喜び。過去の歴史の上に今があるわけですから。
また歴史的デザートに巡り会えますように。♡

プディングの女王 と言うイギリスのデザート_f0380234_04591123.jpg

友人は季節のルバーブを使った、トライフルを注文。
こちらも残り物のスポンジをシェリー酒に漬けて、フルーツとゼリーカスタードクリームと共に
器に盛り付け、生クリームで飾ります。
有り合わせの物で作るので、つまらないものと訳されるこのデザートは、
見た目よりも美味しくて、病み付きになります。一時日本でもブームになったことがありましたね。
プディングの女王 と言うイギリスのデザート_f0380234_04590297.jpg
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by atchika | 2019-03-04 05:45 | イギリスの街角からお店の紹介

イギリス在住、現役パティシエ・ショコラティエの私、渡辺ちかがお菓子と共にイギリスのお出かけ、日々の暮らし&イギリスとヨーロッパの街を紹介するブログです。ホームページ www.chikawatanabe.co.uk


by Chika
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