今年の苺は大変であります
2020年 07月 06日
苺の季節ですね。
この陶器はアンティーク で苺をのせて使うストロベリーバスケットと呼ばれるもの。
砂糖とクリームをいれるジャーが付いています。
イギリスのは日本と比べる外れ??に当たってしまう事も多いので
果物に定評があるマークス&スペンサーで購入する事にしていますが、
今回の苺はなんと!綺麗なのですが酸味が強く、甘くない。
と言う訳で、ジャムにと思いましたが、
目にも楽しめるように、コンポートにしてみました。
出来上がってすぐはもう少しプクプクしていたけれど、
冷蔵庫に入れて数日のうちにちょっと萎んじゃった感
このスタンドは、以前にもアップした事のある自前ポーセラーツの作品です。
(一緒にあるスプーンは本来は砂糖用のアンティーク スプーン)
2018年のイギリスのイチゴの生産量は132,000トン(日本は161,800トン)
このうち33トン!がテニスのウィンブルドン大会で消費されるそうで、
今年はそのイベントが一切中止。ホテル、レストランやカフェの一時閉鎖も苺には大打撃、
農家も国民に”イチゴを大食いしてくださーい 🍓” と呼びかけるなど
大変な事になってしまいました。7月4日からパブ、レストラン、カフェも再開しましたが、
さてどこまで消費を上げる事ができるでしょうか。
写真は去年のMetro新聞に掲載されたWinbledon名物の ストロベリー クリーム。
イギリス人はストロベリーに限らず、このように何にでもクリーム(シングルクリームと呼ばれる
脂肪分18% のあっさりクリームで泡立ちません)をかけちゃいます。
苺が泳いでる感じですね〜。 日本人の私達には贅沢すぎるクリームがたぽたぽ〜。
調理中もキッチン中に苺の香りが〜🍓 幸せな気分🍓
自然の香りは家中に充満しても、苦しくなくて幸せの余韻をいつまでも感じます。
by atchika
| 2020-07-06 16:51
| 季節の素材